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5日目 2004年1月1日(木)その2

◆おはようございます。がんばって新へリポートへ
 ・・・やっぱり起きられませんでした。
 同室の方に起こしてもらって起きました。5時20分ごろです。まだ真っ暗。
 イベントに参加できなかったのは同室の管理人ししまるを含めて3人。小富士には間に合わないけどせめて新へリポートまで行こうとユースを出発しました。さすがに朝方は涼しいのでジャンパーを着ました。

 集合場所だった漁協前のガジュマルの木を通過。もちろん誰もいません。島の南へ向かって歩きます。
 はあ、なんかへろへろ。完全に二日酔い。のどが渇いたので評議平の自販機でお茶を買っているといきなり犬が走ってきました。うわっ野犬か!?と思ったけどちゃんと飼い主さんもいて犬は単にじゃれてきただけでした。
 飼い主さんと軽く話していたら、いっしょに歩いていた人たちとだいぶ離れてしまいました。かなりの早足で歩きます。だんだん暑くなります。
 それにしても新年から出遅れてるな。大丈夫か?2004年。

 歩き始めて40分。だんだん空が白んできます。初日の出見られないかも。
 と思っていたら、後ろから軽ワゴン車がやってきて、運転手のおじさんが「歩いてたら間に合わないよ。どう?乗ってくかい?」
 えっ、そうですか?お願いします。乗せてください。ありがとうございます。あっさりご好意に甘えさせてもらいました。

 おじさんは新ヘリポートよりも眺めがいいところがあるよと言って、新ヘリポートの上にある農業用水タンクに連れてってくれました。
 するとぎりぎり太陽が海から出るところでした。よかったあ。

◆日本一早い 2004年初日の出
 ここ母島は、日本で一番早く初日の出が見られる島です。ほんとは最東端の南鳥島が一番早いのですが、一般人が行ける島でいえば母島になります。

↑6時15分ごろ 右に見えるのが新ヘリポート
 太陽が海から出切る前に見ることができました。
↑6時20分ごろ
 雲に当たる朝日がきれい。ちなみに去年は悪天候で見られなかったそうです。ほんとラッキー。

◆ケガの功名
 初日の出を見られて満足していると、おじさんが眺めのいいところがあるけど行ってみるかい?と言われたので連れてってもらいました。

↑おじさんのおすすめスポットへ歩いています。
 地元の人にしか分からない山道です。
↑6時35分ごろ おじさんのおすすめスポットに到着。
 だいぶ太陽も上がってきています。最高の初日の出。ため息が出ます。
↑こんな断崖絶壁の場所です。
 奥には乳房山からも見えた東崎の先端が見えます。

 帰り道におじさんから回りに生えている植物についていろいろと教えてくださいました。
 なんでも最近ガイドの資格を取られたそうです。

↑シマシャリンバイ
 梅みたいな花を咲かせます。
↑シマムロ 固有種
 小笠原唯一の針葉樹。ヒノキの仲間。
↑カタマイマイの殻
 小笠原固有のカタツムリ。写真は空の殻です。
↑テリハハマボウ 固有種
 ハイビスカスの仲間。

 7時10分ごろ、車に乗せてもらって南崎遊歩道の入り口に来ました。初日の出イベントに参加した人たちが少しずつ帰って来ていました。

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