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2日目 2004年5月3日(月)その2

◆最後の端っこ 納沙布岬
 10時15分ごろ、最東端の納沙布岬に到着しました。
 北方領土がすぐそばに見えます。はあ、とうとう来てしまった。

 ゴールデンウィークだけあって、道内からまたは道外からもたくさんのお客さんが来ています。あんまり「端っこ感」は感じられないです。

 とはいえ、2002年2月に初めてのひとり旅で行った最西端の沖縄与那国島と最南端の波照間島。2003年8月に行った最北端の北海道の宗谷岬。そして今回の納沙布岬で端っこの旅を始めてから2年3ヶ月にして一般人の行ける日本の端っこ制覇です。やったー!

 ちなみにホントの日本の最東端は小笠原諸島の「南鳥島」です。ここは自衛隊と気象庁の職員しかいない島です。
 
↑納沙布灯台の入り口から
 駐車場、おみやげ屋さんがあります。
 
↑納沙布灯台
 北海道で最初(明治5年)に点灯した灯台です。
↑最東端の先で座礁している船
 2003年4月に座礁したロシア船です。
 奥に萌茂尻島(もえもしり島)が見えます。

◆北方領土は目の前!
 北方領土がほんと近くに見えます。こんなに近いとは・・・。
 ここに来る道中やまわりには「島を返せ!」といった看板があちこちに立っています。

 並立した「北方館」「望郷の家」という北方領土についての展示施設に行きました。
 入り口には北方領土返還を推進するための署名のコーナーがありました。来ている人は大抵署名しています。管理人ししまるも署名しました。

 2階には北方領土に関する昔の文献や、島の模型、無料で覗くことができる望遠鏡が並んでいます。

 北方領土には前から興味はあったけど、島自体にばかり興味があって歴史や経緯についてはあまり知らなかったのですが、はずかしながら、ここに来てなぜ北方領土がロシア(旧ソ連)に占領されたのかを知りました。
 平たく言えば、日本が終戦したあとのどさくさにまぎれてソ連軍が島に渡って、日本人を追放していったのです。

 今、目の前に見える島はまぎれもなく日本の島なんだな。現時点ではここが一般人の行ける最東端だけど、本来は最東端の択捉島が一般人の行ける日本の最東端であるべきなんだと強く感じました。
 早く島に渡れる日を願うばかりです。

↑水晶島と貝殻島燈台
 海岸からみた様子。水晶島までは7km。貝殻島まではたったの3.7kmです。
 肉眼でもよく見えます。
↑貝殻島燈台
 望遠鏡のレンズにデジカメをあてて撮ったら結構きれいに撮れました。
 占領前に日本が立てた灯台。けど現在は管理する機関もなく傾いています。
↑水晶島
 木が生えてないようです。厳しい気候がうかがえます。
↑同じく水晶島
 ロシアの船かな?見張ってるのかも。
 そんなことせずに早く返して!
↑納沙布岬到達証明書(500円)
 おみやげ屋さんで買いました。裏には選べる納沙布岬の写真がついています。
 「日本」最東端ではなく、「本道」最東端と書いてあります。目の前に北方領土があるから納得。
↑北方領土視察証明書
 北方館で3種類の中から1枚無料でもらえます。

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