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４日目　２００３年２月１６日（日）その２

◆垂水港に到着　さらに南下（垂水港→大泊）
　9時25分、鴨池港と垂水港を結ぶフェリーのりばのバスターミナルに着きました。風がちょっと強めに吹いてます。気温も低めで、帽子とマフラーをして次のバスを待ちました。
　9時45分、バスで佐多岬の少し手前の大泊へ向かいます。

↑鴨池港からきたフェリー 　遠くに対岸が見えます。それにしても雲が多いな。

↑雲に隠れた桜島 　垂水港フェリーのりばで撮りました。低い雲に覆われています。うーん、残念。

↑うっすら開聞岳 　バスから撮りました。海をはさんで薩摩半島が見えます。 　この写真を撮った近くに根占港があります。去年の秋まで３日目にいた山川港をフェリーで結んでいました。けっこうにぎやかな町なんですけど、この航路があれば旅行の日程がもっと楽になったんだけどなあ。

◆佐多停留所でひと休み
　佐多岬のある佐多町の中心の佐多の停留所で管理人ししまるを除いた全員のお客さんが降りました。
　ここでしばらく休憩になりました。バスの運転手さんに話をすると、昔はお客さんも結構乗っていたけど、最近は少なくなったそうです。もう佐多岬に来たいと思っていた観光客も来尽くしたんじゃないかなという運転手さんの話でした。

　11時25分、乗ってくるお客さんはいませんでした。管理人ししまるただ一人を乗せて佐多の停留所を出発しました。ここから先は家がほとんどありませんでした。
　鹿児島のバスはラジオがかかっている場合が多いです。ちょうど、ラジオからテツandトモのなんでだろうが流れてきました。それを聞いて、「ひとりで佐多岬に行くのはなんでだろう〜」と、ちょっとさみしくなったので思わず心の中で唄ってしまいましたよ。

◆大泊　佐多ふれあいセンターで昼食
　11時52分、やっと終点の大泊に着きました。長い間バスに揺られてちょっと疲れました。この辺までくると、杉などは見当たらなくてソテツなどの常緑樹が普通に生えています。
　終点の前にある佐多ふれあいセンターのレストランでシーフードカレーを食べました。レストランにはロバのロシナンテの写真が飾ってありました。雷波少年でドロンズといっしょにゴールの佐多岬をめざして日本列島縦断をしてましたよね。

　お客さんは管理人ししまるひとりだけでした。やっぱりあまり人は来ないのかなと思っていたら、食べ終わったころにお客さんが６、７人来て、そのあとぞくぞくとやってきたました。ちょっとほっとしました。職員の方の話によると夏場はかなりにぎわうそうです。ここは町の公営の宿です。

◆いよいよ本土最南端へ向けて（大泊→佐多岬）
　12時40分、大泊を出発して佐多岬へ向かいます。バスはさっき垂水港から乗ってきたバスと同じバス、同じ運転手さんです。お客さんはもちろん管理人ししまるひとりだけです。
　ここから先は佐多岬ロードパークといって有料道路になります。料金所に来るとバスから降りて入場券を買いました。
　窓から見える景色はソテツばかりで南国そのものです。途中、野生のサルの群れに出会いました。運転手さんの話しだと、めずらしいことでもないそうでよく見るそうです。歩いているとたまに襲ってくることもあるそうです。

　今晩泊まる宿がこの通り道の田尻漁港にあります。

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