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10月20日(金) ナショナル・パーク 2日目→テクイティ 1日目

■ナショナル・パーク駅で行きかう人々
 北島を縦断してオークランド〜ウェリントンを結ぶオーバーランダー号
 9月をもって廃止になったと聞いていたが、10月からは金、土、日だけ運行している

 オークランド行きの列車に乗ってテクイティの町に向かう。


↑ナショナル・パーク駅から望む富士山のような山。
 道の先にどーんと三角のお山が。
 そう見えるようにこの道、設計されたのかな?

 地図で見るとトンガリロ・クロッシングでも見たマウント・ナウルホエのようだけど、自信なし。

 列車到着時刻は12時55分。
 だけど13時を過ぎてもまだ来ない。
 まあ、ニュージーランドの鉄道ではよくあること。
 運行も1日1往復しかないからそのあとのダイヤの乱れとか関係ないし。


↑13時08分 やっと列車が到着。

 列車到着の写真を撮っていたらなにかがブワーっとものすごい勢いで走っていった。
 何だ?


↑見るとイヌだった。
 列車と競争していたみたいだ。

 ところで、この列車はこれから向かうテクイティの方向からやってきた。
 乗っていたお客さん全員がこのナショナル・パーク駅に降りる。
 テクイティ行きの列車はまだ来ない。
 どういうことだ?

 乗務員さんに聞くとちょっと待っててとのこと。
 じゃあ、待ってます。


↑窓に反射する駅舎
 客車は全部で3両。


↑列車最後尾は後ろに展望窓がついている。

 駅に降りたお客さんは駅の中のカフェで昼食を取ったり、三角山の写真を撮ったり、ホームで休んだりしている。


 列車が到着してから遅れること30分強。
 大型バスが2台やって来た。
 どうやらウェリントンからやってきたみたいだ。

 つまり、列車に乗ってきた人は今来たバスに乗り換えてウェリントン方向に向かい、バスに乗ってきた人は列車に乗り換えてオークランドに向かうようだ。
 でも、なんでだ?
 分からずじまい。

 乗務員さんが一生懸命、荷物を載せ換えている。

 13時40分出発の予定が30分以上遅れて列車が発車した。

■オーバーランダー号でクイズ大会?
 折り返し運転なので座席が進行方向の逆を向いている
 座席の向きを変える機能がついていないのでそのまま乗ることになる。

 運行縮小したからと言ってまさに「後ろ向き」な列車だ。

 ナショナル・パーク駅を出てしばらくしたら、急斜面を登るための(今は下っているんだけど)ラウリム・スパイラルという二重のループを描いている線路を通過する。
 見ていたけど、ループの内側の座席だったのであまりいい景色を見ることができなかった。


↑窓から風景
 大きな窓。
 草原の緑色が濃い。

 出発して約50分後。
 途中、タウマルヌイ駅に停まる。
 けっこう人の乗り降りがあった。


↑線路は稜線を走っているのでとても目線が高い。
 眼下に広がる牧場を見ながらの列車の旅。

 列車の中でちょっとしたイベントがあった。
 いわば「チキチキ車両対抗クイズ大会!!
 車両は3両。車両ごとにチームになって答える。

 車内放送で問題が読まれる。
 回答は各車両で決めた書記の人がみんなが言い出した答えをまとめて紙に書くといった方式。
 問題は15問。
 これ毎回やってるのかな?

 「ニュージーランドで4番目に人口の多い町はどこ?」(答えはハミルトン)とか。
 「頭文字が『T』の駅名を3つ答えよ」とか。
 これから行くテクイティにちなんだ問題で「テクイティの町は通称、『何の首都』と呼ばれているでしょう?」といった問題が出される。
 答えはシープシェアリング。ヒツジの毛刈りの首都。つまりそれだけシェアリングが盛んだということだ。
 知らなかった。

 お客さんたちは楽しんでクイズに参加している。
 ニュージーランド人や欧米人はみんな楽しみ方がうまいと思う。

 得点結果は見事うちのC車両チームが優勝!
 ささやかな商品としてC車両の乗客全員にチョコレート1粒が配られた。
 こんなのだけどもらえばうれしいわ。

 ナショナル・パーク駅を出発して約2時間。
 16時10分ごろ、到着予定時刻を15分過ぎてテクイティ駅に着いた。


↑降りたのはおれを入れてたった2人。
 1組がテクイティ駅から列車に乗ってきた。

■牧場の中のバッパー
 なぜテクイティに来たのか?
 単にガイドブックに載ってない小さな町に来てみたかったから。
 あと、土ボタルのいるワイトモ洞窟にも行きたいなと思ってワイトモに近いテクイティで途中下車したのだ。

 テクイティ駅にはバッパーのエクスチェンジのドイツ人女性が運転する送迎の車が来ていた。
 車は山手へ行き、牧場の中に入っていく。
 約10分後に到着。BBHのCasara Mesa Backpackersというバッパー。


↑バッパーのすぐ近くにはウマやウシがいる。
 まさに牧場の中にバッパー。


↑バッパーの外観。
 とってもシンプルな造り。
 だけど、各部屋にトイレバスが付いている。


↑バッパーからテクイティの町を見下ろす。
 これはいい!
 すごい眺めのいい場所だ。


↑19時30分ごろ 夕陽が沈んでいく。
 空が澄んでいてきれい。


↑20時10分ごろ 夕陽が沈みきってから空の色に変化が生まれてくる。
 眼下には暮れなずむテクイティの町。
 う〜ん。この場所、気に入ってしまった


↑夜22時ごろ 漆黒の風景に浮かぶテクイティの街灯。
 小さい町だけどけっこう光が目立つ。

10月20日(金) ナショナル・パーク 2日目→テクイティ 1日目

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