10月17日(火) ネイピア 27日目
■プリズン ガイドツアー
刑務所内を案内してくれるプリズンガイドツアーに参加する。
当初はガイドツアーに参加するつもりじゃなかったんだけど、中を見て回っていたら説明を聞きたいと気分になった。
1日2回の案内。バッパーに泊まらなくても参加できるけど、泊まると割引が利く。
今回の参加者は自分とツアーの時間にやってきたイングランド人男性の合わせて2人。
↑特に管理が必要な囚人を収める監獄
オーナー兼ガイドさんに試しに入ってといわれて入るとカギをかけられ閉じ込められた。
冗談とは分かるけどちょっとブルッと寒気が。
冷たい感じの床。そして薄暗い。
悪いことはするまいと思う。
館内を回る。
↑白い十字架が並んでる。
ここにははじめて来た。
マネキンの手がにゅ〜っと土から出てる。
このセンスってば。
これってほんとのお墓なのかな?
説明ちゃんと聞き取れなかったんだけど。
夜な夜な歩き回ってるのかね。
昨日これを見つけなくてよかった。
実際この刑務所では絞首刑が行われていた。
その場所は今は物干し場。
↑監獄
ガイドさんの話では、囚人が腹いせに部屋の電気コードをドアノブに取り付けて監視官がドアノブをつかんだ時に感電させる仕掛けを作ったやつもいたそうだ。
死にはしなかったけど腕が大やけどした。
ほかにくすねた針金で脱獄を試みた囚人とかいろんなエピソードがあるみたい。
↑囚人が使っていたシャワー室。
今も宿泊者が使用している。
当時はカーテンはなく監視上、体が見えるように板だけ。
朝、ここでシャワーを浴びたけど、蛇口をひねるとちょうどいい温度のお湯が出てきた。
囚人達もこのいい温度のシャワーを浴びていたのか、バッパーになってからよくなったのか。
ここでも、囚人が腹いせに服をかけるフックを使って監視官を刺したというエピソードを聞いた。
↑トイレ。
これも昔も今も使われている。
一面ドアではなく、下が開いていて中にいる人の足が見えるようになっている。
老朽化によって1993年で閉所。
その後は刑務所は近くの町ヘイスティングスに移った。
■ネイピア 第二のふるさと [ ★リアルタイム報告★ ] 11:58
NZは10月17日昼12時ごろでやんす。
昨晩、刑務所に泊まりました。
とうとう捕まっちゃいました。
なにがとうとうなのかよくわからないけど、もちろん冗談で、以前刑務所だった建物をバッパーにしているところに昨晩だけ泊まりました。
なかなか雰囲気があってよろしいです。
で、お昼にバスに乗って移動します。
トンガリロ国立公園に行くために以前行ったタウポにまた行きます。
ネイピアでの仕事は結局金曜日に行ったのが最後の日になってしまいました。
もうビンヤードでの仕事がなくなったのです。
ここに来たときから3週間だけ働くつもりだったのでちょうどだったんだけど金曜日は「きょうで仕事最終日だ」という想いで仕事をしていたわけではないのでなんとなく尻切れトンボ。
先々週は悪天候で仕事に行けなかったし。
トータルしてあまり働けてないなあ。
で、昨日月曜の晩は以前、旅で知り合った人に刑務所をバッパーにしたところがおもしろかったよと聞いたのでここの泊まった次第です。
今はネイピア図書館から。
ここもお世話になりました。
カウンターに行くと、受付のおばちゃんのほうから「インターネット?」と聞かれるくらい顔なじみになったし。
ネイピアではバッパーや仕事場でいろんな人と知り合えました。
街はきれいだし。いい思い出ができた。
まあ、パソコンが壊れたりしたけどこれは別。
来たときからなんとなく感じてたんだけどこれはネイピアの街に呼ばれたな。と思います。
それくらいネイピアで楽しい思いができました。
基本的に気候はいいし。今日はまた寒いけど。
ニュージーランドにまた『第二のふるさと』ができた感じ。
あちこちに『第二のふるさと』作ってるな。
これで最終目的地の最北端のレインガ岬をめざしてちょこちょこ移動します。
ただ正直言うと、今まで3週間どっしりと滞在していたのでこのちょこちょこ移動がめんどうだなあとも思ったりもしてますが。
もう残り・・・えっと、あと3週間ですか。
押し迫られてきたなあ。
10月17日(火) ネイピア 27日目
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