10月16日(月) ネイピア 26日目
■刑務所のバッパー
今まで泊まっていたバッパーから同じネイピアにある元刑務所だったところを改造したバッパーに移動する。
以前、旅中に会った人からおもしろいバッパーだよ。と教えられて気になっていたので、話のネタにネイピア最終夜に泊まることにした。
1993年まで実際に刑務所として使用されていた。
高台に建っている。
↑入り口の門
高い塀がどっしりと構えている。
威圧感がある。
塀の中に入る。
チェックインをすませ、敷地内を探索。
↑中庭 休憩ベンチがある。
囚人達もここでしばし休んでいたのか。
↑建物内 房室が並ぶ廊下
フラッシュをたいているから明るく見えるけど実際は薄暗い。
刑務所らしい趣きがある。
↑ドアを覗くと人形が立っている。
それにしても不気味だ。
なんというか、囚人達の怨念があるのかちょっと息苦しく感じる。
そう思いながら歩いていると、廊下の角から「わっははは」と笑い声が!
うおっ!
するとバッパーの女性オーナーの娘さんが角から歩いてきた。
彼女は「してやったり」といった表情。
はー、びっくりした。
この娘さん、見た目30代。
以前は愛知で英会話の先生をやっていたらしい。
結構、旅中に日本で英会話の先生をしていたという人に会う。
↑壁に書かれた実際の囚人の落書き。
人を殺したような人たちだから異常な精神なんだろう。
どうも尋常じゃない落書きだ。
写真を撮っていると、足音が聞こえてきた。
音の感じでいうとさっきの娘さんのようだ。
角を曲がって来た彼女は誰もいないと思っていたのか、おれがいたのにびっくりして「キャー!!」と悲鳴。
そのあと「オーマイゴッド!」と笑う。
ふふ、これでおあいこだ。
↑房室の中
こんなとこに入れられたらおかしくなるわ。
↑ここが泊まる部屋
以前はアルコール中毒患者のための隔離室だったらしい。
↑バッパーの車
ナンバープレートを見てください。
ナンバーじゃないけどナンバーが「PRIZON」
ほんとはPRISONだけど。
おもしろい。
このあとは、前に泊まっていたバッパーの仲間にあいさつするために前のバッパーにちょっとだけ戻る。
↑刑務所裏の近道を歩く。
なんか脱走してるような気分だ。
■夜の刑務所は・・・
バッパーで最後のあいさつをしてたらすっかり暗くなった。
刑務所のバッパーが気になっていたとはいえ、なにもバッパーを移動しなくてもよかったんじゃないかなとちょっと後悔。
↑夜8時半ごろ 光る野外ステージ
アールデコな街の建物がライトアップ。
↑夜の刑務所の門
街からここまでの道のりは電灯がなくて怖かった。
↑夜の廊下
不気味さ怖さ 大幅アップ。
10月16日(月) ネイピア 26日目
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