5月26日(金) クライストチャーチ 9日目
■チケット予約 日本語でどうぞ?
ファームステイするマカロラの町まで行くためのバスを予約しに観光案内所に来た。
応対したのは『日本語でどうぞ』と書いてあるバッチをつけているこちらの方。
見た目40代くらいのおじさん。
「いらっしゃいマセ。なんにシマスカ?」
ダニエル・カール的なおもしろ外国人オーラを出している。
マカロラまでのバスを予約したいんですが。と、こちらは念のため英語で話す。
「ハイ、チョト待てください」とバスの時刻表をペラペラとめくる。
・・・・・ペラペラとめくる。しばらくすると、おじさんがものすごく困った顔をして
「マカロラってドコォ〜?アナタ教えて〜」と地図を見せてきた。
えーっとnearly Wanakaです(ワナカの近く)。と答えると。
「ハイ、わかりマシタ。マカロラね。ピンポンでーす」とにこやかな顔。
「マカロラはベリーベリー田舎ネ。マカロラに行く人ワタシはじめてネ。ファームステイですか?」。
あれ?するどいな。
自分は時間で差し引かれるパスを買ってある。
乗車にかかる時間だけチャージした時間から差し引かれるパスだ。
それを使おうと思ったら。
「ゴメンなさい。このパスの予約は『自給自足』デス」
・・・・・・?
つまり、このパスを使うときは自分で直接バス会社に行くか、自分で電話で予約しないといけないのだ。
自給自足ねえ。意味としては遠くはないけど近くもないな。
・・・いや、やっぱり遠いな。
「ほかになにかありマスカ?」
もう帰りの分の予約もしてしまう。
マカロラはウエストコーストに近い町なので帰りはバスでウエストコーストを通ってグレイマウスへ行って、そこから列車でクライストチャーチに戻ろうと思う。
列車は早く予約すると割引になるので。
おじさんが電話で予約してくれる。
「ハイ。6月9日のバスと列車。予約オッケーデス」
え?列車は6月10日なんだけど。と書いてきたメモを指さす。
「オゥ〜ゴメンなさい」と電話をし直す。
するとおじさんが「フウー・・・」と顔をしかめてため息をつく。
ん?なにかむずかしい問題でも起きたのかな?と思ったら。
「ゴメンなさい。歯がイタイのデス」
歯痛かよ。おだいじに。
「予約オッケー。ノープロブレムね。今、チケットプリントアウトします」とチケット印刷中。
ところどころおかしな部分はあるけどとはいえ上手な日本語。
どこで日本語を勉強したんですか?と日本語で聞いてみるとなぜかちょっといばった感じで。
「山形県!」
やっぱりダニエル・カールだ。2年半勉強してたらしい。
チケットをもらって、予約終了。
「間違えてゴメンなさいね。ありがとうございました」
自分はサンキューですと応える。
お互いがお互いの言語で歩み寄るのはとても微笑ましい光景だと思う。
最後になるけどおじさんがつけている『日本語でどうぞ』のバッチ。
実は上下さかさまについていた。
わざとそうつけて「完璧ではないけど」とアピールしているのか。
もしくはほんとにまちがえてるのか。
このおじさんの場合どちらかわからない。
■マカロラってドコォ? [ ★リアルタイム報告★ ] 22:19
ニュージーランドは5月26日夜22時をすぎたところです。
バッパーでネットしてます。
ニュージーランドに来て以来はじめて床屋に行きました。
すっきり。3ヶ月髪伸ばしっぱなしってかなり久しぶり。
明日、ワナカまで移動します。
ファームステイは月曜からだけど、前の旅で2回通行止めに遭っているので念のためちょっと早めにクライストチャーチを出ます。
もともとワナカで1泊しないとマカロラには行けないし。
すいません。前回打ち間違えました。「マカロラ」という町の農場でファームステイします。
今日、観光案内所でバスの予約をしに行ったら日本語を話せるこちらの方。
マカロラまでのバスの予約をすると困った顔をして「マカロラってドコォ?アナタ教えて」と言われました。
ここでのやりとりかなりおもしろかったのでまた日記に書きます。
と言いながら、ミルフォードトラックからの写真が溜まってますね。ごめんなさい。
クライストチャーチでもいろいろ書けるネタがあるのですが、サボってしまいました。
この1週間のクライストチャーチの生活といえば、街で小さな用事を済ませては図書館へ行き、お昼は大聖堂の前で作ってきたサンドイッチを食べ、また図書館へといった感じ。
図書館ではちょっとだけブログを書いては、図書館に唯一ある日本の週刊誌アエラを読みあさってました。
過去2年分くらいのストックがあるので。今さらホリエモンとフジテレビの攻防の記事を読んでました。
ごめんなさい。ワナカで書きます。(ほんとか?)
5月26日(金) クライストチャーチ 9日目
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