4月19日(水) ハンプリッジトラック 1日目
■登った甲斐があった
朝7時半にトゥアタペレのバッパーに迎えのバスが来た。
お客さんは全部で5人。
バスに揺られて30分。ハンプリッジ・トラックのスタート地点に到着。
↑8時10分に出発。
今晩泊まるオカカハットOkaka Hutまでは9時間。
最初は森の中を歩く。
↑シダ越しの月
まわりは背の高いシダが生い茂っている。
森を抜けると海に近づいた。
↑川にかかる吊り橋
がっちりとした吊り橋だ。
トラックの整備が整っている。
↑9時30分ごろ 遠浅の浜辺に出た。ここをひたすら歩く。
1日目はここから見えている山のてっぺん(890m)のハット(山小屋)まで歩く。
海の近くなので「サンドフライ」というハエを小さくしたような虫が回りを飛んでいる。
この虫、蚊やブヨのように刺して来るのでほんとうっとおしい。
いっしょのバスに乗っていた老夫婦が歩いている。
聞くと、この辺を歩いて日帰りで帰るそうだ。
↑お昼12時すぎ 作ってきた弁当を食べる。
ハム入り野菜炒め丼。
↑12時40分ごろ 森の中を歩く
ちょうど歩く方向に太陽があって逆光で葉が光っている。
↑立ち止まると野鳥が寄ってきた。
スズメくらいの大きさ。
あとで調べたらロビンという鳥らしい。
写真を撮ろうとおそるおそる近づくが警戒心がまったくない。
逃げようとしない。
このあとは急な上り坂。
途中雨が降って風も出てきてかなりつらくて不安になった。
↑16時45分ごろ 虹が出た。
山の稜線に出ると晴れてきた。さっき降った雨のおかげで虹が。
このために登ってきたんだとひとりで感動。
↑16時50分がろ もうすぐハットに到着
この写真はハンプリッジ・トラックのパンフレットと同じアングル。
↑ほどなくオカカ・ハットに到着。
海から歩いてきたから標高890mをまるまる登ってきたことになる。
新しいトラックのハットだけあってきれい。
↑ハットの中
このマットの上で持ってきた寝袋で寝る。
この日は自分を含めて5人が宿泊。
そのうちのカップルは逆ルートを歩いてきたらしい。
シーズン中はマネージャーもいるらしいが今はいない。
電気は使えるがガスボンベはとりはずされていた。
ここのストーブがガスストーブ。よって暖房がなくて肌寒い。
外はひゅーと風が吹いている。
ちょっと物悲しい。
安いのはいいけど賑やかな頃にも来てみたかったかな。
ゲストブックを見るとニュージーランドの人が多い。
新しいからまだみんなに知られてないのかな。日本人の数も少ない。
外は雲がなく満天の星空。
普段明るいところでは見られないような暗い星も見えた。
星ってこんなにあったのかというくらいの星だった。
4月19日(水) ハンプリッジトラック 1日目
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