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▼食に対する関心は?

 ニュージーランドでは食に対する思いがそんなに高くないように感じる。

 以前、夕食にパスタをチーズで和えたチーズパスタが出てきた。
 作ってすぐは香りもよくてすごくおいしかった。

 だけどものすごい量のチーズパスタ。
 それから日をおいて何回も冷蔵庫に保管されたチーズパスタが出てきたのにはまいった。
 何回も冷やされて温められたチーズパスタは形も崩れ、どんどん風味がなくなっていく。
 食べ物というよりは「おなかがふくれる何か」といった感じ。
 タバスコをかけてごまかして食べてた。
 実際ホストマザーもそうしてたし。

 うちのホストマザーは料理が上手でよかったけど、ホームステイによっては、いつも缶詰が出てくるところもあったりするらしい。
 そんなのは最悪。

 こっちに来て気付いたのが英語で「いただきます」という言葉がないということ。
 この辺からも食に対する思いが低いような気がする。
 そもそも英語圏ってジャンクフードが多いしな。

 ホストマザーと息子は自分の皿に料理を盛ったらすぐに食べ始める。
 こちらとしては料理を作っていただいているのだからだまって食べるのはちょっと気がひける。
 なのでほんとは家の中では英語をしゃべらないといけないんだけど手を合わせて「いただきます」と言ってから食べていた。
 そんな姿を見てホストマザーはクスッと笑う。

 ニュージーランド特有の言葉で「Tucker」という言葉があるらしい。
 意味は「お腹に詰め込むもの」。
 やっぱりそんな感じですか。

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