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1日目　2003年12月28日（日）その3

◆母島までもうひとふんばり
　船はかなり揺れました。デッキでは何かにつかまっていないと立っていられないほどです。
　風が強くて冷たく感じられました。船内に入ったのですが、席が埋まっていたので廊下で風をしのいで母島到着を待ちました。

↑14時30分ごろ　父島を望む 　また虹が見えました。 　よく見ると二重虹です。	↑15時20分ごろ　母島の西側 　母島が見えてきました。今のところ建物はまったく見えません。
↑15時40分ごろ　母島沖港　入り口 　港に来てやっと集落が見えました。
↑奥に見える黄色いカナディアンハウスがこれからお世話になる母島アンナビーチユースホステルです。	↑ははじま丸待合所 兼 母島観光案内所 　たくさんの人が港で待っていました。 　お客さんと荷物の載ったはは丸を待っています。

◆長かった… 母島に到着
　15時50分ごろに接岸しました。やっと目的の母島に到着しました。やっぱり頭が揺れてる〜。
　管理人ししまるの旅日記はいつも行くまでの話が長いのですが、今回は特に長くなりましたね。

　今回はユースホステルで4泊です。今まで移動型の旅ばかりでしたが、今回はのんびりと滞在型の旅です。
　ユースの看板を持っているペアレントさんのところに行ってあいさつ。今日からお世話になる方たちが集まります。
　荷物はワゴン車に載せて、歩いて4、5分で母島アンナビーチユースホステルに着きました。
　2000年8月にできたばかりなのでとてもきれいです。食堂で説明を聞きます。お客さんは1人を除いて今日で総入れ替えになったそうです。定員14名です。
　夏に北海道に行ったときにユースの会員になったのでユースの会員証を出します。これで、入会費の元が取れました。
　2階の部屋に荷物を運びます。2段ベッドが2つ、ロフトもあってそこに2人、計6人部屋です。

　前に母島に来たことのある同室の方から商店の方に行ってみませんかと言われたので、いっしょに出かけました。

◆母島のメインストリート 　歩いて5、6分で着きました。 　母島にある店は農協、漁協、民間の前田商店の3件のみです。ここが母島の商店街です。 　各店ではついさきほどはは丸で運ばれてきた商品を一生懸命陳列して準備中でした。 　農協の店が営業しました。島の奥様方が届いたばかりの商品を買ってレジに行列になります。その中に観光客も混じって並びます。 　パンの中には賞味期限が切れているのもあったりします。まあ、物理的に仕方ないよな。冷凍食品はたくさんありました。 　管理人ししまるはロールパンを買いました。 　はは丸が欠航でもしたら大変だな。

↑17時ごろ　商店付近 　寒くない場所でのイルミネーションってなんか変わった感じです。

◆みんなで自己紹介
　18時から夕食です。みんな集まっていただきます。うまい。何品か島の食材が使われています。ペアレントの奥さんから簡単な説明がありました。
　食べ終わった頃、ペアレントさんの呼びかけでみんなの自己紹介が始まりました。ほとんどがひとり旅、1組だけ新婚さんがおられました。定年をむかえた方もいます。
　聞いていると、小笠原リピーターの人が結構います。けど、父島は何度か来てるけど母島は初めてという人も多かったです。中には母島に10年連続で来ておられる方もいます。すごい。
　そして管理人ししまるの番が来ました。小笠原に来た理由も言ってくださいとのことだったので端っこ好きなことを言いました。

　ペアレントさんの自己紹介もありました。元々東北の方でいろいろと世界を回られてここ母島に定住されたそうです。なんか独特な話し方をされます。奥さんは北海道根室出身。お、根室といえば最東端の納沙布岬。あと、小学生のお子さんが3人、自由に動き回っています。にぎやか。
　そしてヘルパーさんが2人。ヘルパーの男の子は最近、指をケガをして診療所で治療してもらったそうです。今、母島ではその診療所の女医さんが話題になっています。ってユースの男性陣のみかも。うーん会ってみたい。

◆にぎやかな夜ふけ
　この後は自由時間。食堂ではビールや焼酎でミニ飲み会が始まります。管理人ししまるはシャワーを浴びてから、食堂で焼酎を頂きました。また、ほかの宿からもお客さんが来てにぎやかになります。なんかおもしろいな。
　22時消灯ですが、管理人ししまるはちょっと早めに寝ました。夜行列車、おが丸と揺れる寝床で寝ていたので2晩ぶりに動かない場所で寝ることができます。ふう。

　明日から母島観光です。よーし遊ぶぞ。

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