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２日目　２００２年２月１０日（日）その１

◆小雨の石垣島
　石垣島の朝は空はどんより、小雨が降っていました。
　小雨に濡れながら、昨日夕食を食べた郷土料理店へ行って朝食を食べて、宿に戻って里谷多英が銀メダルを取ったというニュースを見てから宿を出発しました。

　空港行きのバスに乗るために、宿で教えられたバスターミナルへちょっと迷いながら行きましたが、ちょうどバスが出たあとだったので、近くのタクシー会社からタクシーに乗りました。
　ちょうど全車出ていたので、事務所のおばちゃんと話をしながら待っていました。やはり、アメリカ同時多発テロ以降、観光客は少なくなったそうです。

◆大荒れの与那国島へ
　タクシーに乗って石垣空港に着きました。
　空港で搭乗手続きをすると、係の人が与那国島は強風が吹いていて、フライトしたとしても、ひょっとしたら引き返すかもしれませんよと言われてました。よく見ると表示板には天候調査中の文字が出ていました。
　ここまで来て与那国島に行けなくなるのかなと思っていましたが、とりあえずはフライトするらしいので飛行機に乗りました。飛行機は小型ジェット機です。お客さんはわりと少なめで、空席が目立っていました。おかげで窓側に座ることができました。

　１０時１５分の予定から少し遅れて石垣島を離陸、アナウンスで上空は強風が吹いているので、雲の中を飛行するとのこと。なので飛行中はところどころでだいぶ揺れました。
　予定の１０時４５分に２０分ほど遅れながらもなんとか与那国島に着陸することができました。あーよかった。
　飛行機から降りると雨の降り方は少ないのですが、かなりの強風でした。よく着陸できたな。

◆とうとう与那国島に到着！！
　与那国島に到着した時にはよっしゃーっと思いましたよ。富山から与那国島に行くあいだに、列車と飛行機の乗り継ぎが何回もあるのでどこかでつまづいてうまく連絡できなかったらどうしようと思っていましたからね。
　ま、なんにしても与那国島に着いたらこっちのもんです。帰りが悪天候で予定通りに帰れなくなっても別に構いませんから。



　ロビーには前もって予約しておいたレンタカーのお店の方がボードを持って待っておられました。
　手続きするためにお店に送っていただきました。その車の中でもお店の人がよく着陸できましたね。と言われました。


◆与那国島をドライブ
　レンタカーの手続きも済んで、いよいよ与那国島の観光です。
　目的の「日本最西端の碑」は夕日が見えるころに行きたいので後にとっておいて、とりあえず島を一周してみることにしました。


↑借りたレンタカーです。
　場所は島の東の岬の「東崎」です。（太陽があがる方向なので「あがりざき」と読みます。）奥に灯台が見えます。

　気温はそんなに低くはないのですが、風が強すぎて寒かったです。長袖に薄手のジャンパーを着ています。風の強さに耐えるが大変で、長い時間車の外に出ていると疲れるくらいでした。

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