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１日目　２００２年２月９日（土）

◆雪の旅立ち
　雪の降る中、朝の７時に富山の自宅を出発しました。はじめてのひとり旅です。
　今回の旅の目的は、「与那国島の日本最西端の碑と波照間島の日本最南端の碑にさわってくる」です。
　高岡駅７時３３分発の列車で新大阪駅へ移動。３時間後の１０時３３分に着きました。大阪は晴れていました。
　そのあと、那覇行きの飛行機に乗るために伊丹空港へ向かいました。

◆伊丹空港でオロオロ
　伊丹空港に着きました。３連休初日とあってか、たくさんの人がいました。
　今まで飛行機には２度乗ったことはあるのですが、２度とも職場の慰安旅行でだったので、ただ添乗員さんの言われたとおり並んで手続きをしていたので、いざひとりで乗るとなると、ちょっとオロオロしてしまいました。前回飛行機に乗ったのは５年も前だし。
　うっかり鉄の金具のついたベルトをしてたので、金属探知機のゲートでブザーを鳴らしてしまい、ボディーチェックを受けてしまいました。あーはずかしい。このあとの旅では、飛行機に乗る前には前もってベルトを荷物の中に入れておくようにしました。

　１１時５５分に那覇行きの飛行機が飛び立ちました。自分はどうも飛行機が苦手なタイプなのです。でも、与那国島に行って帰ってくる間に６回も飛行機に乗ることになるので、いやでも慣れてくるだろうなと思いながら乗っていました。

◆めんそーれ沖縄
　約２時間のフライトの後、１４時１０分、那覇空港に到着しました。ふう、とうとう沖縄に初上陸しちゃいました。空港には沖縄民謡が流れていて、ああ沖縄に来たんだなあと感じられました。
　那覇は真っ青な青空です。北陸の冬には考えもつかないような天気です。やっぱり沖縄は暖かいですわ。なんせエアコンから出てくる風は冷房でしたから。

　このあとは１５時３５分発の石垣島行きの飛行機に乗るので、那覇空港からは一歩も出ません。首里城にも国際通りにも行きません。沖縄から帰る時もすぐ乗り継ぎなので外に出ません。あくまで目的は与那国島と波照間島ですから。
　時間もあるので、空港の売店で沖縄そばを食べました。初沖縄そばです。まあまあおいしかったのですが、空港の売店の沖縄そばですからほんとの味はまた違うのかなと思ってしまいした。

◆石垣島到着
　ちょっと小さ目のジェット機で那覇空港を離陸。石垣行きの飛行機の席は窓側だったので青い海を見ながら飛んでいました。
　約１時間後の１６時３５分に石垣空港に到着しました。石垣島はちょっと曇りぎみでした。気温の雰囲気が夏の終わりのちょっと涼しくなりかけたころの感じがしました。
　今日は石垣島で泊って、明日、与那国島へ向かいます。

　民宿の送迎を頼んでいたのですが、忘れていたみたいで、宿に電話をしたら迎えに来てくれました。
　迎えにきたのは、若いあんちゃんでした。話をしてみると、もともとは東京の人で、石垣島が好きで去年からここで働いているとのことです。こんな感じでほかの地方から働きに来ている人は結構いるそうです。

◆晩は沖縄料理
　宿に着いてからはのんびりと休んでいました。そして夕食の時間の１８時になりました。
　食事は、宿から歩いて２分ほどのところにあるこの宿と同じ人が経営している郷土料理やさんへ行きました。外はまだ明るいです。
　行く途中に新しいマンションがあったのですが、そこの玄関には沖縄の守り神のシーサーが両側に対になって置かれていました。これを見て、改めて沖縄だなあと実感しました。

　夕食も郷土料理店ということで、沖縄独特なものが出てきました。有名なゴーヤーチャンプル、刺身とグルクンという魚の唐揚げなどが出てきました。それを沖縄オリオンビールを飲みながらいただきました。自分はビールの苦味が苦手な方なのですが、オリオンビールはすっきりしていておいしく飲めました。

◆おやすみなさい
　ソルトレーク冬季オリンピックのニュースを見ながら夜は更けて行きました。
　沖縄はＮＨＫとフジ系とＴＢＳ系の民放２局しかないようですが、石垣島はケーブルテレビがあるみたいで、ＢＳデジタルやＣＳ放送なんかもやっていました。


↑ケーブルテレビのお天気チャンネルです。どれだけ暖かいかよくわかるでしょ。
　でも、明日の天気は全国的な冬型で、石垣島、与那国島でも雨のぐずついた天気の予報でした。

　明日の天気を思いながら、移動で疲れたので１１時に寝ました。

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